
みなかみ18湯 川古温泉
もともと当館の温泉は川原に湧出しており、川底に浴槽を作って利用してきました。
昭和62年、新たな源泉を求めてボーリングを行い、豊富な温泉を得ることが出来ました。当時の記録では40度弱の温泉が毎分2800L噴出したとあります。その後、温泉の量は毎分750L程で安定してきております。
以前からぬるい温泉だったこともあり、各浴槽には源泉を直接入れております。ぬる湯については、温泉投入量を調整し浴槽内で37~38度の温度を保っております。なお源泉から直接掛け流しており、空気に触れることなく各浴槽へ供給しております。
もともと特徴としていた気泡がたくさん付着する、新鮮な源泉をお楽しみください。
| 源泉名 | 川古温泉 浜屋の湯 |
| 湧出量 | 700リットル/分 |
| 泉温 | 39.9℃ |
| 泉質 | カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性温泉) |
*露天風呂では気泡があまり見られません
泉質・効能など
泉質
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性温泉)
効能(浴用の適応症)
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり
(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)
運動麻痺における筋肉のこわばり、胃腸機能の低下
(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)
軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽いコレステロール血症
軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症
ストレスによる諸症状(睡眠障害など)
病後回復期、疲労回復、健康増進
浴用の禁忌症
病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体虚弱の著しい場合少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気むくみのあるような思い腎臓の病気、消化管出血目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期。



温泉分析資料
1.湧出における調査及び試験成績
| 源泉名および湧出地 | 川古温泉(源泉名:浜屋の湯) |
| 調査・試験日 | 平成27年8月24日 |
| 泉温 | 39.8℃(調査時の気温22℃) |
| 知覚的試験 | 無色透明 |
| pH値 | 8.0 |
| 電気伝導率 | 159 mS/m(25℃) (交流2電極方式、極板:チタン+白金黒) |
2.試験室における試験成績
| 知覚的試験 | 無色透明 |
| 密度 | 0.9995g/㎤(20℃/4℃) |
| pH値 | 7.99 |
| 蒸発残留物 | 1.38g/kg(110℃) |







